はじめに

はじめに

翠ヶ丘浄化センターは平成元年4月に供用開始となり、加賀沿岸流域下水道(梯川処理区)として小松市、能美市及び白山市の一部地域の下水処理を行っている施設です。当施設は地域の生活環境の保全と、公共用水域の水質保全を目的として石川県が建設、管理を行っていました。
平成30年度からは、民間事業者が公共施設の管理を行えるよう、指定管理者の募集を広く公募しており、当施設の管理を柿本商会・石垣メンテナンスグループ(以下 柿本・石垣G)が行っています。

柿本・石垣Gの代表企業である㈱柿本商会は、石川県金沢市に本社を置く石川県発祥の企業であり、石川県内における上下水道設備、消雪設備、空調設備工事を中心に発展を遂げてきました。
一方、構成員である石垣メンテナンス㈱は、汚泥脱水機及び大型ポンプメーカーのグループ会社であり、上下水道設備の包括的民間委託や指定管理者業務等の維持管理業務実績を全国で約40箇所有しています。
特色の違う2社がグループを結成することで、各社の特徴を活かした維持管理業務を実施することができ、安定した下水道設備の維持管理業務を実施できると考えています。

石川県が持つ素晴らしい自然環境を守り、また県民の皆様のニーズと下水道事業は今後どうあるべきかを考え、柿本・石垣Gは以下の目標を設定しました。

第1安心できる下水道施設であること

第2長期にわたり持続可能であること

第3地域に根差し、パートナーとして信頼されるグループであること

第4常に進歩を求め、石川県のリーディングカンパニーとして誇れる管理手法を提案し実現すること

これらを目指した取り組みを行い、指定管理者としての責務を果たしていきます。